2011年3月23日水曜日

被災地以外の『買い占め』に唖然…

今、日本中で行われているらしい「買い占め」。

被災地ならまだしも、被災地でもなんでもない地域にも「買い占め」が発生していることに、

「なんで???」

と突っ込まずにはいられません。

被災地じゃないでしょ??

食べるのに困ってないんでしょう??

ライフラインは整っているんでしょう???


素朴な疑問と、正直、悲しい気持ちでいっぱいになり、まずは、友人を中心に

「周りで『買い占め』している人がいたらやめるように呼びかけてほしい」

という内容のメールを送信しました。

すると、

俺も含め、周りでは『買い占め』している人はいないけど、見つけたらみっちりお仕置きしておきます!」

など、私の小さなケータイに大きな思いが沢山届きました。

その中で、

「mi-ma、そして、旦那さんのメッセージを私が働いている職場のブログにもアップするよ!」

という思いがけない申し出もありました。
↓↓↓
(友人の働くNPO法人「大地の郷」のブログ)

仙台の町は、「地震って夢だった??」とほっぺたをつねりたくなるくらい、何事もなかったかのように佇んでいます。その中を、人々もまた、何事もなかったかのように歩いています。笑いながら、おしゃべりしながら、仙台を歩いています。

でも、この、歩いている人たちは、全員、一人残らず、あの、死の恐怖を感じました。

一人残らず、死を覚悟するくらいの恐怖を3月11日の午後に感じました。

その経験に耐えて、耐えようと踏んばりながら、今日いちにちを、一日として、生きていっています。


沿岸の地域では、まだ、安否すら確認できていない人がいます。
恐怖どころか、死に至ってしまった人が、私のすぐそばで、たくさん、たくさん、います。

だから、お願いです。

東日本大震災が、今や、日本中を不安に貶めていることは、十分に理解できます。

でも。

ほんのちょっとだけ、冷静に立ち返って、本当に、今の自分にとって必要なコトやモノは何か、今、手に取っているものが明日、本当に必要な物なのかどうか、考えてみて下さい。

どうか、どうか、よろしくお願いします。

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