2009年9月9日水曜日

ホルモンバランスの崩れからくる生理痛の治し方

で、このエストロゲンシャワーの現実を真っ向から捉えて、そんでもって、

じゃあ、どうすれば、ホルモンバランスの崩れからくる生理痛が治るのか??

について今夜は考えていきたいと思います。

  1. 食べ物からのエストロゲンホルモンを控える
動物性タンパク質(特に加工品系)をできるだけ食べない、できれば、やめる
前回のブログでも書きましたが、コレステロール、うんぬん、飽和脂肪酸、うんぬん、っていうのもあるかと思いますが、それより、何より、現在の飼育法で育てられた家畜は間違いなく妙なホルモンや、薬品が投与されているので、色んな意味で怖いです。

後、何よりも、牛乳や乳製品はやめちゃった方がいいと思います。幕内さん曰く、あれこそまさに「ホルモンカクテル」、らしいです…あーくわばら、くわばら…

その代わりに、大豆食品を食べる
日本人の私たちにはとってもなじみ深い、大豆食品。味噌、醤油に豆腐、納豆、油揚げもそうですね。
これら大豆食品を肉の代わりに食べるようにすると、大豆に含まれる「イソフラボン」(又の名をフィトエストロゲン)が、エストロゲン受容体を占領して活性を低め、より強い体外エストロゲンとの結合をブロックするみたいなのです。
ただ、大豆そのものは非常に消化が悪い上、毒をお腹に充満させる可能性があるので(鼓腸)、できれば食品添加物がなるだけ入ってない、国産の大豆を使った加工食品が良いかと思います。

主食のご飯をモリモリ食べる
これは、だまされたと思って明日から始めてください!!玄米とかめんどくさいことしなくていいので、白米をどんぶり飯で、がっつり食べるようにすると、本当に生理痛は薄れていきます。
理屈こねると、多分、相対的にあらゆる食品にまぎれているエストロゲンを回避できる?かと理解してますが、真相はいまだ、闇の中…

仕事帰りでちょっと疲れているので、続きは又別の夜に。

にほんブログ村 健康ブログ 心と体へ
にほんブログ村

米、食べて下さい…クリック!

2009年9月1日火曜日

エストロゲンシャワーの現状

女性ホルモンに関しては、ちょっと、生理痛から女性の病気、特に「女性特有のがん」にまで範囲を広げてみます。

この性ホルモン、特にエストロゲンが必要以上に増えると、乳房および生殖器系にがんが発生しやすいみたいです。

体内で異常にエストロゲンが作られたり、エストロゲンにそっくりな化学物質が体内に取り込まれて、ホルモンの受容体が勘違いしてしまったりすると、それに反応して細胞が異常に増殖、あるいは異型化して、乳腺症、乳がん、子宮がん、子宮筋腫、子宮内膜症なんかになってしまうらしく、特に乳がんにおいては、今、世界中で急速にふえているみたい。

では、これらについて具体的に一個一個お話しします。

そもそも体内のエストロゲンはどんな風に作られるか?

エストロゲンっていうより、ホルモン全般は「コレステロール」からつくられます。
そう、最近よっく耳にする、あのコレステロール。やり玉にあいまくっている、あのコレステロールです。

ただ、でも、血中のコレステロールの70-80%は自分で作ってしまっていて(肝臓で)、残りを食べ物から補っているにすぎないので、単にコレステロールを多く含む食品を避ければいいってもんでもないみたいです。なんで、「コレステロール、ゼロ!」と高らかにうたう食品業界には要注意、です(コレステロールについては、別ブログ、「ブログ食堂」とかで書いていきたいと思います)。ただ、コレステロールは飽和脂肪酸(動物性脂肪や牛乳を含む乳製品、卵に多い)から合成されやすいことは覚えていた方がいいかもしれません。

じゃあ、どういうわけで体内のエストロゲンが増えるのか?

1733年、イタリアの医師、ベルナルド・ラマチーニは、ある奇妙な相関関係に気づきました。それは、結婚している女性よりも、独身の修道女の方に乳がんが多いことです。


そもそもエストロゲンの主な役目は「女を女たらしめること」、すなわち、肌をぷりっぷりにしたり、女性の曲線美をつくったりと、男子をメロメロにさせていくこと。
そしてその延長上には「妊娠」があって、その妊娠に備えて「子宮内膜をフカフカ」にして排卵を促します。

で、ねらい通り精子がやってきて、うまく受胎、妊娠することができれば、エストロゲンの役目は一通り終了、授乳が始まるとほとんど分泌しなくなるといいます。

つまり、妊娠や授乳という経験がなかったりすると、本来あるべきだったその期間中もずっとエストロゲン分泌は続くということらしいのです。

高学歴、社会進出なんかでバリバリに働いたり、結婚してても色んな都合で妊娠していない現代女性は、もうそれだけで昔と比べて限りなくホルモン分泌期間が長くなってしまっているのは事実、のようです。

ピルの服用、あるいはエストロゲン補充療法

上記の説明より、これがエストロゲン分泌を人工的に、しかも過剰に促し、結果、女性の病気はおろか、心血管疾患、静脈血栓、脳卒中など、さまざまな病気のリスク要因になっていることは明らかなようです。

その他、「キセノエストロゲン」(女性の卵巣で作られたものではない、体外エストロゲン」の増加も原因とみる説もあるようです。

この、長ったらしいエストロゲンはどこからくるのか??

畜産業界では食肉用動物の成長促進のためにエストロゲン・ホルモンが使われている事実があります。
さらにゲンナリすることに、いわゆる産業廃棄物や農薬の多くもこのホルモンとして、すなわち、俗にいう「環境ホルモン」としていたるところに広がってるってのも事実、です。

そしてホルモンといえば、最後にすんごく強く伝えたいのが「牛乳」の存在です。

「タンパク質がたりないよ」とか、「カルシウム不足しているよ」とか、なんたらかんたらで、下手すると赤ちゃんの頃から「牛乳」を飲まされてきた私たち。

でも、「牛乳」とは、つまり、読んで字のごとく「牛の(ための)乳」。

すなわち、子牛を急激に成長させる成長因子やホルモンを含む、強力な「ホルモンカクテル」なんです。

2007年、厚生労働省は40歳から69歳までの女性、約5万6000人の「体格と乳がん」の調査報告を公表しています。

それによると、身長160cm以上の人は、148cm以下の女性と比べて、乳がんになっている人が閉経前で1.5倍、閉経後で2.4倍多いといいます。

欧米でも同様の調査結果がでているようです。

幼少期に成長因子の強い牛乳や乳製品をたくさんとれば、欧米人並に身長が高くなる可能性はあります。ただ、それとともに乳がんが増えてしまった、という可能性もゼロではない、みたいなんです。

参考文献:
「ナチュラルメディスン」「心身自在」(アンドルー・ワイル)
「夜中にチョコレートを食べる女性たち」(幕内秀夫)
「乳がんと牛乳」(ジェイン・プラント)


にほんブログ村 健康ブログ 心と体へ
にほんブログ村

いやはや、クリックいただけると、やる気でます!