2010年1月29日金曜日

ブルキナファソの地酒、その名も「ドロ」

おっちゃんたちが持っているボールの中にはなみなみと注がれた「ドロ」。
ドロ…っていう名前も名前で、飲むのに勇気が若干いりましたが、
これが、以外に美味。
ビールを薄めて、すっぱくした感じです。

今回は不思議な縁で、この地酒作りの行程を見る機会がありました。


これが、原材料。ここでは、ヒエから作られているみたいです。
発芽させたヒエを煮詰めて、これに「麹」を加え一晩発酵させて出来上がり。
3日で完成だそう。

やっぱ、どんな国でも、「お酒」はあるんですね〜〜

2010年1月25日月曜日

ブルキナファソでの食べ物ー庶民編ー「笑う牛」

調査旅行中、ワガ(ワガドゥグ:ブルキナファソの首都)であろうと、地方だろうと、パンを頼むと必ずでてきた、この怪しげなチーズ…

名前もずばり、ラバシェ「笑う、牛」…笑

現地の人に聞いてみると、この「ラバシェ」、どんな炎天下のもとでも、いつまでたっても、ドロドロと溶けることなく「クリーミー」で「美味しい」そう…

一体、何が混入されているのか甚だ疑問…笑

でも、パンにのせて食べると、本当においしかったですし、何はともあれ、ブルキナファソ人の庶民の舌を楽しませているのは確かなようです。

ちなみに、このチーズ、近隣諸国の国にも流通しているほか、全世界でも広く出回っているようですので、知っている方も多いのでは。

フランスのチーズメーカー、ベルキューブからの商品だそうです。

ちなみに私は知りませんでした…。

行ってきましたブルキナファソ!




1月14日から23日まで仕事の調査でアフリカはブルキナファソという国に行ってきました。

初めてのアフリカ大陸上陸。

ちなみにブルキナファソという国。知らない方けっこういるかと思います。
(私も知りませんでした…)
地図上ではここ


大きな地図で見る

西側のでっぱってる地域にあって、丁度ガーナの北に位置します。
面積は日本の九州と本州を合わせたくらいで、人口は1500万人くらい。

そして、先進国から見た、いわゆる、「最貧国」。

国境なき医師団やユニセフの広報雑誌の表紙にでてくるような国。

お腹が異常に張った赤ちゃんが泣く声もあげることができず
母親は母乳すらしぼることができないまま途方に暮れる

そんなイメージの国、ブルキナファソ。

だけども、やっぱり、実際にこの目で見ると、この足で歩いてみると
当たり前だけど、「可哀想な国」だけではない、この国ならではの「豊かさ」を生身の肌で感じて

うだるような灼熱から、焼けた赤土から、霧のようにけぶる砂埃から、

私が感じたアフリカのエネルギーを伝えていけたらと思います。