食、そして今の農業に対する日本人の無関心を思いっきし煽る刺激本だった。なんか、これにつきるな(笑)
これは、ブログ、「フリョウ ノウミン」
の書籍版。と、いうか、作者、ソガッチが日々の農業生活において感じる理不尽とかそういうエクトプラズムみたいな思いをここぞとばかりに綴ったものだなと思う。
内容としては、主に4階層に分かれていて、
1.Businessとしての農業
2.ソガッチの農業を背景とした青春ストーリー
3.日本、そして、多分、主な先進国の都市部で現在に起こっている食糧問題
4.食育とこれからの農業
多分、後半に行くにつれて、キーボードを打つタイプ音が激しくなっていったんじゃなかろうか・・・?
ソガッチの文章に同調しながら、3年前の、フィジーで、ホント、キレまくりながら、いわゆる「持続的な家畜生産向上」に向けて研究をしていた頃の感情が生々しく脳みそのひだひだから立ち昇ってきた。
持続的に開発をし続けていくためには、きれい事ではなく、環境に配慮した開発が何気に近道で、その為に、
1.牧草の選定試験(その土地、その土地に合った適正牧草をみつける)
2.放牧試験(適度な放牧圧が、実は、牛生産にも牧草にもいいのです!)
3.堆肥試験(ヤギのウンコで哲学しました)
と、草-牛-土 がじゅんぐり、そして若干回転早くすることがすべてにとってWin-Win効果をもたらす!
ということを、FAOやJICAや日本の大学機関や、フィジー政府まで巻き込んでやったな~~・・ということをニヤニヤしながら思い出した。
秋には大学で教鞭をとる友達と、生徒さんをAudienceにガチンコプレゼンをしあう予定になってる。
超楽しみ。
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