2008年9月27日土曜日

幸運の定義


(↑タイトルをクリックすると「高千穂のHP」へ飛んでいけます)


~今年は南西方位がいいらしい~



誰が、いつ、どんな風に決めたのか知らないが、方位学によると、とにかく今年は南西がいいらしい。



別にこれに深く影響を受けたわけじゃないけれど、とりあえず私の場合実家が宮崎なもんで、まあこれ幸いと帰省することにした。



帰省ついでに、長らく会っていなかった九州の友達にも連絡して、高千穂で夜神楽でも見ようということになった。



旅行スケジュールに華が咲く。しかも。



大吉方位



期待は膨らむ。



さらに!この幸運を強めるためには源泉の温泉に入るといいらしい。



何で温泉なのか、しかも源泉限定なのか、これまたちっとも分からないけど、とにかく、大吉な上に温泉に入れば幸運までもれなくついてくるらしい。



期待は相当膨らむ。



さて。一方、帰省する前日までは吐き気がするほど仕事、仕事で、旅行のための服を買いに行くことはおろか、荷造りすらできない過密スケジュールで、ほんと、鼻血がでるほどだった。



その上、台風13号が九州を通過し関東に近づいていた。前夜は関東は嵐だった、らしい(爆睡してたので知りませんが)



欠航が続く。



南西方位に行くも何も、飛行機飛ばなきゃ意味がない。



家族からも、高千穂で会う友人からも「大丈夫?」というメルが入ってくる。期待がほぼゼロ地点までしぼむ。



そしたら、あなた。



当日の朝。目が覚めると空は雲ひとつない澄み切った青空。しかも、遅れて当たり前のSNAまでが定刻に羽田を出航した。唖然としたまま宮崎に到着すれば、今度は電車までががすんなりと北の延岡まで走る。



高千穂は高千穂で、待ち合わせの午後、ゲリラ雷雨に襲われ、このままじゃあ、バスの運行が難しいんじゃ??極限まで不安に陥れといて、いざ出発の時間になると晴れ渡った青空が広がった。



温泉も、別に行く気はなかったのだが、ってか忘れてたんだけど。高千穂を一日かけて歩いて、歩いて、その日はまあ、よく晴れて、9月末の山奥のはずなのに、暑くて、暑くて、汗ぐっしょりで、温泉でも入って疲れを流そうということで、たまたま教えてもらった温泉に入ったのが。



知ってます??昼の日中にスッパで外(露天風呂)で大の字で湯船につかって青空を眺めることの快感。ほんと、快感でしたよ。



こうして振り返ってみると、ある意味幸運にあやかっていたのだと思う。そして、私流幸運の定義も見えてきた。



幸運の定義:「一旦最悪のポジションに落とし込んでから標準に戻る」 (最初落ちて、戻る)



ついでに、じゃあ、不幸の定義ななんだろうと考えてみた。



不幸の定義:「一旦最高のポジションに舞い上がってから標準に戻る」 (最初上がって、落ちる)






0 件のコメント: