2009年6月23日火曜日

恐るべし、オステオパシー!!-その2

(タイトルに「まつはし整骨院」HPへのリンクを貼っていますので、是非にチェック!!)

まつはし整骨院の診察用ベッドに仰向けになった時点の私は、1年以上続く左顎の痛み、具体的には、左耳の後ろに位置する噛み合わせに近いところの疼くような痛みと、その辺りから始まった背中中心部のひどいコリ、そして、そのコリにこれまた連鎖的に起こる吐き気にひどく悩まされていました。

そう。忘れもしないあの夜。

いつものように布団に入ってから、どうも枕の位置が悪いと、頭を少しだけ傾けようとしました。そのときの私は髪の毛を背中までのばしていたのですが、うっかり、その長い髪が背中にひっかかった状態のまま、強い力で頭を上方にずらそうとしたのです。しかも、口をぽっかりあけた状態で。
「ゴキッ」と鈍い音が左耳の奥でしたような気がしました。
が、その日は仕事で疲れに疲れていて、顎がずれたような感触を残したまま夢の中へと落ちていきました。

翌朝にはなんだか痛みも大分なくなっていたようなかんじだし、そんなことよりも、仕事があるし、大丈夫、大丈夫、すぐ治る、なんて思っていたのが運のつき、1年経過しても、この中途半端な痛みは、中途半端に私を不快な気持ちにさせてました。

まつはしさんは、私の背中のゆがみや関節の動き、筋肉の動きをチェックしながら、うんうん私の話を聞いていましたが、

「僕は…髪がないからなんとも言えないけど…笑、髪で顎が外れた話はあんまり聞いた事がないし、どうも、ね、頸椎の動きが固いからそこから顎の痛みはきているような気がする」

「へ?」

「その、髪の毛で顎がずれたというより、そこの筋肉が弱くなってたまたま影響を受けてしまった感がするなあ」

そう言いながら、私の左足首を時間をかけてゆっくり回したり、足の裏をぐいぐい押し続けます。

「???(足は何ともないんですけど…)」

ぐいぐい左足の裏を押し続けながら、まつはしさんは言葉を続けます。

「…昔…左足首、けっこう重い捻挫とか…したことない?」

「!!!??」

確かに、7年前に雪の上でバランスを崩し、左足首を強くひねった事がありました。右足に比べて1.5倍くらい膨れあがるほどの重い捻挫でした。

冬の寒い中、松葉杖をつきながら病院に通った事なんて、私すら忘れていました。

「左足首の筋肉が異常に固くなってるから、もしかすると、ここが原因かもしれない。人の体って、全身に薄い筋肉の膜がはっているんだよね。そうだな〜、まるで全身タイツのような感じ。だから、例えば、左足首の捻挫の後遺症がその薄いタイツを縮めてしまうと、その反対側、頭や肩の筋肉がその収縮に引っ張られて緊張してしまう。そこに、ちょっとした外的刺激がくるとモロに影響を受けてしまうことがあるんだよね。もしかしたら、今回の症状はそれかも」

最後に、私の頭をゆっくりと右へ傾け、そのまま円を描くようにぐるりと回してから左へすこし傾け、そして正面に向かせました。ゆっくり手を離した後

「どう?」

「あ…顎の痛み…なくなりました…ええええ〜〜〜??本当にない!!」

そして、私の顎の痛みはあれっきり、再発していません。

オステオパシー、いえ、まつはしさん…恐るべし!

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