2008年12月30日火曜日

地に足ついた?ってか、ちょっと下品な言語講座-その1

いわゆる日本教科書的英語を中学1年生から大学2年生くらいまで習っていた私。

いわゆる、宙に浮かんだ英会話しかできなかった私。

「私はmi-maです。私、オスシ、好きです。あなた、何好きですか?」くらいのレベルでよくもまあ、海外に単独で行ったり、フィジーで3年間も生活することができたなあと思います・・。

でも、だからこそ、言葉の違いに意識レベルで気づくことが、できる。

例えば、NYに何年だ??思春期に10年以上住んでて、ネイティブ並みに英語ベラベラの友人との会話。

(アメリカ?のアニメの中で、雄牛がダダダ~~って画面中央まで走ってきて、そこで、ぶぶぶ~~っと「うん〇」をし、その「物」に「bullshit」という看板をブスっと突き立て、又、ダダダ~って走って去っていくという場面を見た後)

友人:「このbullshitの意味分かる??」
私  :「ん??そのまんま、bull=「雄牛」、shit=「汚物」って意味じゃないの?」
友人:「まあ、それもあるんだけど、日常会話でその意味でのbullshitは殆ど使われないのよね~~。畜産業者じゃあるまいし」
私  :「・・確かに。じゃあ、shit=「くそったれ」っていうスラングの強調語?」
友人:「う~~ん・・。微妙にはずれ」

実際にウシの「物」
を見たことある人でしたら想像つくかもしれませんが、あれ、ホント、ほっかりしていて、べっとりしていて、なんか、堆肥とか生産的なものにすらなりそうもないし、しかも、気づかずに踏んでしまったときとか、ホント、悲しいというか、踏んでしまった自分が情けないっていうか、なんか、やるせない気分とかなるじゃないですか・・。
・・多分、そういう気持ちが反映されるのか、

bullshit=「つまんね~~こと、屁にもなんね~~こと、クソマジメで情けない人、派生して、うそっぱち、でまかせ」

という感じのスラングなんだそうです。
友人曰く、例えば、

What he talks about is nothing but a bullshit
「あのおっさんはへにもならないことばかり言う→つまんね~~ことばっかり言うオヤジだよ」

とか、

I won a jackpot at LasVagas!!
「ラスベガスでがっつり儲けちゃったんだよね~~」 

That's bullshit!!
「うそつけ!! 」

ってカンジでつっこみをいれたりするみたいです。

それにしても、日本語もそうですけど、うまくいかないとき、思わず「くっそ~~!!」とか無意識に吐いてますけど、あれ・・「糞」・・・なんですよね

なんか、私たちって国籍超えて「うん
」好き・・・??ちょっと親近感??
ちなみに、フィジーでは、そういうとき、「マンガイチナナ!!」って叫んでいました・・。
これも、相当お下品で・・・又次回にお書きします・・。でもうん
じゃない・・。

あ!!!この単語、相当、お下品な言葉です!!私たちも突然、海外の人に「クソ~~」ってニコニコ笑いながら話しかけられると、とてもびっくりしてしまうように、逆も又然りです。
くれぐれもTPOをわきまえた言葉を使用されますことを願ってやみません・・。

2 件のコメント:

Ryuutta KUSAKA さんのコメント...

共感します。
この国の英語教育ってまだ私たちが習っていた頃のままなのでしょうかね?ただの受検の道具?
やっぱり外国語会話をマスターするためには"生きた"言葉に生で触れないと全然だめかもしれませんね。スラングとか言葉の使い回しとか。
学校英語は読み書きくらいには役に立ちますが…それでも私は翻訳ソフトの名手ですよ…。

mi-ma さんのコメント...

16PKさん、
コメントありがとうございます。

そう。日本の英語教育って読み書きにはある程度役にたつかもしれませんが、言葉の一番基本となる「コミュニケーション」は全く育たないような気がします。

実際、私も現地で相当苦労しましたし。毎日が崖っぷち・・。
スラングとか口語とか発音法とか、本当に教えることは難しいと思いますが、せめて今の子供たちにはその点も配慮されたカリキュラムになっててほしいものです。