2010年3月9日火曜日

原発問題って



夜寝る前に、深く深く息を吐ききる。

そうすると、その中の空気の中にも私という一部もあって、それはからだの中から外へ漏れでて水蒸気のように上空へ上空へ昇っていく。

上空へ昇れば昇るほど、蒸気みたいに熱くなった私は、急速に冷えて、冷えて、再び地上に舞い落ちる。

ひらひらと舞い降りる中、目に見えない、でも、確実に宙に浮かんでいる化学物質や放射性物質がベタリベタリと私にくっついてくる。飴のようにまとわりつく。

そうして、私は、地上に立ちすくんでいる私の鼻や、口や、皮膚の毛穴やらに入り込んで、再び私の中を充満していく。

やっぱり、なんだか、やだなあと思うから、私は基本的に原発には反対です。

でも。

反対でも推進でもない人たちの潜在的力を。

(↑またまたランディさんのブログを紹介します。)

ただやみくもに「反対」の意を唱えるだけでなく、原発からのエネルギーの恩恵と、原発から漏れる放射性物質というリスクとのトレードオフについて、客観的に捉えてみて初めて言葉に出せるものかもしれないと思うようになりました。

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